一言両断

就活終了し、脱力気味の大学4年生です。

就活準備編①自分の強みは相対評価!?

 

早速、「就活準備編①」と題して、“自分の強みを把握すること”について書きたいと思います。
 

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いきなり他人の言葉をパクりますが(笑)
 
ゼミの同期が以前こんなことを言っていました。
 
「地球上に自分一人しかいなかったら自分の強みは強みではない」
 
就活を終えた私にとって、このフレーズは非常に鋭く、共感しました。当たり前だろって思う方もいらっしゃるとは思いますが、自分の強みを考える時、我々はどうしても絶対的なものを探しがちであると考えます。(実際私はそうでした)
 
私は就活を始めたばかりの時、「自分には強みなんてない」「そもそも社会人になったこともないのに...」「これまで送ってきたのは平凡な人生だし...」などとクヨクヨ悩んでいました。
 
そもそも日本人は外国人に比べて奥ゆかしいし、自分のいいところを進んで言う人は周りから「自信家」と分類されるような気がします。そして、そういった人達の言う強みはきっと「絶対的な」ものでしょう。
 
しかし就活で必要なのは他の人と比べた相対的な強みであると考えます。
 
取っ掛かりはどんなものでも構わないと思います。「友達のA君は飽きっぽくていろいろなことに手を出しているけど、私はどちらかというとひとつのことを継続できるタイプかもしれない...」とか、「N君は部屋が汚いけど私はそれに比べて整理整頓をきちんとするなあ...」とか。すいませんあまりいい例が思いつきませんが(笑)
 
とにかく相対評価でいいのです。というより相対評価の方がいいのです。
 
面接ではほぼ間違いなく、何らかの形で自分の強みを発信します。むしろ経験的に、自分の強みをうまく発信できなかった面接は通りませんでした。
 
絶対的な「これだけは誰にも負けない」もいつかは見つけていく必要があるかもしれません。しかし、就活に関してだけ言うのならば、評価する面接官は集団面接ならその場にいる複数人、個人面接なら前後の人、または人事のベテランなら過去の経験、、などなどすべてを相対して評価していることを忘れてはいけないと思います。
 
自分の強みを探そうといった時に、まずは周りの人と自分を比べてみる。これをおすすめしたいと思います。