一言両断

就活終了し、脱力気味の大学4年生です。

就活準備編③〜働く上で何を大切にするか〜

 

14年卒でいまだに就職活動をしていらっしゃる方も多くいるでしょうからあまり迂闊なことは言えませんが、就活を春に終えた者にとっては季節が変わるとすっかり遠い昔のように感じてしまいます。
記憶もどんどん薄れていく一方でしょうから頑張って書いていきます。
 

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働く上で何を大切にするか、を考えることは就活における「ゴール」を明確化する作業だと思います。
これから就活する皆さんは就活のゴールをどこに見出しますか?
就職氷河期といわれる昨今、「とにかく内定を貰えればどこでも構わない」と思う人も多いと思いますが、この考え方はあまりおすすめできません。
就職して働く場所を決めるのはすごく大切だと思います。まだ働いていない立場から偉そうなことは言えませんが、定年まで働くならば40年以上所属する組織を決めることです。そこに求める「最低限の条件」くらいは言語化しておくべきでしょう。
 
紙にいくつか書き出してみてください。
なんでも構いません。「とにかくお金が稼ぎたい」「とにかく大きな仕事がしたい」「周りからかっこいいと思われたい」「モテる業種につきたい」などなど。
その企業の事業内容にこだわるのか年収にこだわるのか企業規模にこだわるのか....答えは十人十色ですが、一人一人明確なものが見つかるはずです。いくつでもいいので書き出し、とっておきましょう。
 
就活前と就活中、そして内定をもらった後でこの「大切にしていること」は変わるかもしれません。しかし、この中で言えば内定をもらった後の自分の判断が必ずしも正しいとは限らないと私は思います。
 
就活は情報戦で、その情報戦を闘う中で多くの仲間の価値観に触れることが多々あるでしょう。また集団面接で他の人の考え方に触れたり説明会で社員の話を聞いて思うことも多くあるはずです。その中で毎日の天気のように自分の企業に求める条件は変わってしまうと思います。そんなある意味情報に囲まれた「催眠状態」のような状態で今後の人生を左右する判断をするのは危険なことじゃないかな、と思います。
 
そこで役に立つのが就活前、就活序盤で自分が思っていた「価値観」であると思います。就活前に書き出したメモを見るだけで簡単に原点に帰れるわけです。そこでもう一回、考え直しましょう。それでもブレない考え方を持っていれば、それだけでとても強い就活生だな、と私は思います。
 
そして仮に複数の企業に内定をもらった場合も、このメモは活きてくるんじゃないかと思います。企業に求める条件に照らして考えれば正確な判断が下せるでしょう。
 
「就活の軸」という言葉を就活が始まると1000回くらい聞かされるかもしれません。面接で問われることも多々あります。まずはそこまで難しくは考えずに、本音を紙にぶつけることから始めてみましょう。