一言両断

就活終了し、脱力気味の大学4年生です。

値段が安い、ということはその分覚悟しなければいけないのか?

 

久しぶりの更新です。
最近はいろいろと忙しく、腰を落ち着けて何かを考えたり本を読んだりする時間が減ってしまっています。
 
今日お話したいのはガジェットの話。特に、Androidのタブレットについて話そうと思います。
私は、昨年末にNexus7の16GBモデルを購入しました。
最新のAndroidを体験したい、持っているスマホをメインで使うには使いにくすぎる、7インチという大きさに利用シーンの幅広さを感じた。などの理由がありましたが、一番の理由はそうした便利さを安価で買えるコストパフォーマンスの良さに惹かれたからです。
 
実際に現在まで、めちゃくちゃ使ってます(笑)
Android4.2.2は相当快適で、持っているスマホとは違い、突然のロックやフリーズなどは一切なく、動作もサクサク、なにより電池の持ちがよくて驚きました。GPSの精度も段違いです。
 
ちなみに持っているスマホは2011年末に買ったものです。書き出すと悪口しか出てこないので機種名は言えませんが、docomoのAndroidスマホです。現在のものはかなりよくなっているとは思いますが。
 
こうした個人的に満点だったNexus7ですが、暖かくなってきた最近から、少し様子が変わってきました。
当たり前といえば当たり前ですが、劣化が見え始めてきたのです。
特に使用上不便になったわけではもちろんなく、100点満点が90点になったくらい、レスポンスが多少遅くなったかな...くらいのことです。しかし、あまりにも買った時の衝撃が大きかっただけに、思ったよりその時期が早く来たなあという印象があります。電池の劣化もだんだん出てきました。
 
やっぱり安いものは長持ちしないのか、という感想をもってしまいました。
 
劣化の速さの原因の一つとして、SSDがあるようです。
http://appleinsider.com/articles/13/06/18/googles-nexus-7-tablets-dying-early-possibly-due-to-cheap-memory
 
僕は英語がわからないので、日本語でまとめたサイトも載せておきます(笑)
http://blog.livedoor.jp/geek_sokuho/lite/archives/29552606.html
 

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例えばガラケーを使っていた高校時代、電池の劣化はもちろんありましたが端末としての劣化はあまり感じずに使用していた気がします。もちろんスマホに比べて機能が制約されている分そういった要素も少ないのでしょうが、「便利」と「長持ち」は両立しないのか、と思ってしまいました。
 
スマートフォン、タブレット市場はスペックの進化がだいたい落ち着いてきて、各社はOSを強化したり、独自の機能を載せたり、あるいはNexus端末のように価格を徹底的に抑えて消費者に訴求しています。スペックがPCに近づくほどの高機能になればなるほど、長持ちはしなくなってしまっているのが現状のようです。
 
ましてやNexus7のような廉価な端末に寿命を期待する方が間違っているのかもしれません。しかし少なからず愛着をもって使っているユーザーの一人としては、長く使いたいと思うのは自然のことです。
 
バッテリー長持ちの「IGZO液晶」は日本のシャープが作りました。今こそ日本企業が「3年も4年も愛着を持って使える長持ちスマホ」に取り組んだら....面白いんじゃないかなあと思います。
 
そしていつも持ち歩くもので、とても高いお金を払うある意味では「必需品」を2年そこらでサイクルしていくのは異常なことじゃないかな、と考えます。