一言両断

就活終了し、脱力気味の大学4年生です。

情報が勝手に飛び込んでくる「カラーバス」

 

今日はカラーバスについて話したいと思います。
 
これを知ったのは一冊の本がきっかけです。
『考具』という本です。
 

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

 
カラーは色、バスはBath。色を浴びるという意味だそうです。
朝起きて、今日のラッキーカラーを「赤」と決めたとします。そうして街を歩いていると自然と赤いものが目についてしまう。赤い車、赤い看板、赤いポスト、、などなど。
自分の気になっていることに関する情報というのは意識していると自然と目に飛び込んでくる、そうしたことを意識的な作業として行うんだそうです。
 

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少しやってみるだけでも、結構面白いものです。例に挙げた「赤」に関するものを実際にやってみると日常に自分が見えていなかったもので赤いものというのが結構たくさんあるというのに気づくことができます。
我々は目で見ているのではなく「脳で見ている」ことが多いです。
いつも歩いて見ている道にあるはずなのに気づかなかったりなど、意識してみないと気づかないものを気づかせることのできる有効な手段だな、と思いました。
 
また、カラーバスという名前ですが、意識するのは色でなくてもいいそうです。
形状、音、場所、言葉などなど、、
 
カラーバスは、普段の使い方で自分にとってなにか使えるものがあるかなあと探すときや、課題に対しての答えが5つ必要なのにまだ3つしか見つかっていない、などといった場合にも役立つそうです。
 
私はゼミで、「売れるものをあげてこい」などのアイデアを求められる課題を多く出されます。そのためいつも頭を抱えながら考えていることが多いですが、そんなことでは当然ながらいい答えは出ません。この本はそういった自分にとって示唆的なことが多く書かれており、いろいろと勉強になる本でした。
 
また読み終わったらまとめて書くかもしれませんが、今日はこの辺で。